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『ドラゴンボールZ 超武闘伝』(ドラゴンボールゼット スーパーぶとうでん)は、スーパーファミコン用対戦型格闘ゲーム。アニメ『ドラゴンボールZ』を題材にしている。 == 概要 == 当時は『ストリートファイターII』などの格闘ゲームがブームとなっており、本作もドラゴンボールゲームとしては1対1で戦う対戦格闘要素を基本とした初の作品である。 本作は舞空術で自由に空を飛び、接近しての肉弾戦と遠距離での気功波の応酬がスピーディーに繰り広げられる『ドラゴンボールZ』のバトルを再現するため、キャラクターが地上と空中を自由に行き来し、対戦するキャラクターが一画面に収まらなくなると画面中央に仕切りが入って画面が分割されるデュアルスクリーンシステムなど、一般的な対戦格闘ゲームとは一味違う出来栄えとなっている。また、かめはめ波をはじめとするキャラクターの必殺技は「デモ必殺技」と呼ばれる独自の演出が用意されている。デモ必殺技は防御側が弾き飛ばすなどで無効化が可能なので、相手を動けないフラフラ状態にしたところで距離を離し、デモ必殺技で一気に倒すといった原作さながらの攻防を繰り広げることが可能。 『ドラゴンボール』の格闘ゲーム黎明期を支えた人気シリーズであり、本作を期に後に数多くの派生作品が作られ、2015年にも武闘伝の名のついた新作ゲームの発売がされた。 『ドラゴンボール』のゲームとして初めてキャラクターボイスが採用された作品であり、アニメと同じ声優がキャラクターを演じている。当時としては画期的であり、原作者の鳥山明らが本作をプレイした際にも悟空が喋ることに驚いていた。また「舞空術や空中でのキック攻撃ができるとは思いませんでした」と本作独自のシステムや、「全体的に、マンガ以上の迫力と演出があったんで、ヒジョーに気持ち良かったな!」と評価している。『ドラゴンボールZ』企画の森下孝三と脚本家の小山高生は業界人としてゲーム発売前に手に入れられたため、「お父さんがドラゴンボールのアニメを作ってて良かった(森下)」「子供に渡したら僕よりどんどん上手くなった(小山)」と息子達に喜ばれたことを話していた〔鳥嶋和彦編「ドラゴンボールZ 超武闘伝烈戦記」『Vジャンプ 4月4日号』集英社、平成5年(1993年)4月4日、雑誌29938-4/4、50-53頁。企画内で森下と小山が息子と一緒に対戦していた。また桂正和もプレイしていた。〕。 購入特典として裏面に隠し技が記載された「特製キラキラシール」が配布されていた〔鳥嶋和彦編『Vジャンプ 1993年8月号』集英社、平成5年(1993年)8月1日、雑誌11323-8、212-213頁。〕。 発売から2ヵ月後にて130万本の売上げを記録し〔鳥嶋和彦編「ドラゴンボールZ外伝 -サイヤ人絶滅計画-」『Vジャンプ 1993年9月号』集英社、平成5年(1993年)9月1日、雑誌11323-9、49頁。〕、『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』が9ヵ月後に発売されている。 == ゲーム内容 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンボールZ 超武闘伝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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